• 地味だが重要な役割の樹脂ブッシュ

    ブッシュというのは軸や筒状の構造の部品などに隙間を埋めるために用いられたり、緩衝材として使用される部品です。素材には様々な種類があり、その中で樹脂で作られたものが樹脂ブッシュと呼ばれています。



    過去には金属製のブッシュが多く使用されてきましたが、潤滑油の補給など定期的なメンテナンスが欠かせませんでした。

    そして摩擦による劣化が発生し、寿命もあまり長くないという欠点を持っていました。



    近年樹脂ブッシュが研究の成果によって大きく進化し、金属製の物に取って代わろうとしています。

    樹脂ブッシュの特徴はその弾力性にあります。

    金属製では部品の方にも傷をつけてしまうことがありましたが、樹脂は柔らかいため、傷がつくことがありません。

    また伸びるので、多少の大きさのずれはカバーできるという汎用性も持ち合わせています。
    金属製の物を使っていた場所にもそのまま交換することができます。

    重量も軽くなったため、部品にかかる負荷も小さくなりました。潤滑油も必要なく、メンテナンスの手間も大幅にカットされました。
    そしてこれが最大の研究の成果ですが、寿命が飛躍的に長くなりました。



    交換の頻度が少なくなり、機械を止める時間が減ったため、稼働率も上昇することになりました。
    総じてコストが大幅にカットされて稼働率が上昇したため、業績も大きく伸びることにつながりました。万が一の事故を防ぐために特に耐久性のテストは念入りに行われています。


    10000回を超えるテストの結果、合格とされたものだけが製品として認められることになります。